日鉄ソリューションズ株式会社

今さら聞けない「ローコードプラットフォーム」~DX時代の業務改革を加速する新たな選択肢~

タグ コラム

カテゴリ Appian AI Process Platform 業種・業界共通 業務効率化・業務自動化・業務プロセス改善 データドリブン経営 コスト削減・コスト最適化・経費削減 ガバナンス強化・コンプライアンス対応 BPM(ビジネスプロセスマネジメント) デジタルソリューション&コンサルティング

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、業務のデジタル化やシステム導入が加速する一方で、現場では依然として非効率な手作業やシステム間の連携不足といった課題が残されています。さらに、IT部門のリソースも限られており、こうした課題への迅速な対応が難しい状況にあります。こうした背景の中で、「もっと簡単に業務を改善したい」「IT部門に頼らず、自分たちで業務を変えたい」といった現場の声が高まりつつあります。そのニーズに応える手段として注目されているのが「ローコードプラットフォーム」です。本記事では、ローコードプラットフォームの基本的な概念から、導入によるメリットまで、日鉄ソリューションズ株式会社 デジタルソリューション&コンサルティング本部 営業本部の松本拓武が解説します。

ローコードプラットフォームとは?

ローコードプラットフォームとは、最小限のコーディングで業務アプリケーションの構築や運用が可能なツール群のことです。GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を活用し、ドラッグ&ドロップ操作で業務フローや画面設計を行えるため、IT部門だけでなく業務部門の担当者も開発に関与することが可能になります。このような特徴から、ローコードは『業務部門とIT部門の協働による業務改善』を実現する手段として、企業のDX推進において重要な役割を果たしています。

―ローコードプラットフォームのメリット

ローコードプラットフォームは、従来の煩雑で専門性の高い開発手法と比べて、柔軟性と効率性に優れており、業務の効率化や迅速なシステム構築を支援する手段として注目されています。特に、これまでシステムエンジニアにしか対応できなかった複雑な開発作業を、専門知識のない業務部門の担当者でも比較的簡単に習得できる点が大きな特徴です。では、ローコードの特性がどのように業務に貢献するのか、主なメリットを見ていきましょう。

業務部門の参画による内製化支援:
ローコードは専門的なプログラミング知識が無くても、開発に係る技能習得のハードルが低く、業務部門の担当者が直接開発に関与することができます。これにより、現場のニーズを的確に反映したシステムを構築でき、内製化によるコスト削減や継続的な改善が実現します。

開発スピードの向上:
従来の開発手法に比べて、ローコードでは画面設計や業務ロジックの構築が視覚的に行えるため、開発期間を大幅に短縮できます。これにより、ビジネスの変化に迅速に対応できる柔軟なシステム構築が可能になります。

アジャイル的なアプローチによる業務最適化:
ローコードが持つ高い生産性、柔軟性を活かして、作成した業務アプリを即時に検証・修正することができます。これにより、現場部門のフィードバックに基づき最適な形へ繰り返し改善を重ねていく、アジャイルアプローチにフィットしています。

属人化の解消・業務の標準化:
今まで部門ごとにバラバラな業務システムを使っていたり、アナログな作業に頼っていた業務領域をローコードで開発し一元化することで、業務標準化を実現することができます。標準化は、属人業務の解消やデータ管理方法の統一などにつながり、大きな業務効率化が期待できます。

―ローコードによるBPMSの活用

こうしたローコードの特性は、BPM(Business Process Management)※1 という概念との親和性が高く、ローコードプラットフォームの中には、BPMに基づいた運用を想定したBPMS(BPMS:Business Process Management Suite/System)と呼ばれるものがあります。BPMSは業務プロセスの可視化・整理・自動化を支援するツールであり、高い生産性や柔軟性といったローコード従来の特性に加え、BPMを実現するための機能(業務状況の可視化、実行結果のボトルネック分析など)に強みを持っているのが特徴です。

※1 BPM(Business Process Management)とは、業務プロセスを継続的に分析・改善し、効率化や品質向上を図るための管理手法です。組織全体の生産性向上や業務の最適化を目的としています。

NSSOLが提供するローコードプラットフォーム

日鉄ソリューションズ(NSSOL)では、企業の業務改善やDX推進を支援するために、先進的なローコードプラットフォームを提供しています。ここでは、代表的な2つのBPMS製品をご紹介します。

Appian AI Process Platform

Appianは、業務プロセスの設計・自動化・最適化を支援する次世代型ローコードプラットフォームです。データファブリックという機能によって各業務システムを統合し、業務プロセス全体をエンドツーエンドで最適化でき、さらに業務ログの取得・分析、プロセスモデリングなどの機能を備え、企業の価値最大化を迅速に実現します。NSSOLはAppianの正規代理店として、導入から運用・保守までを包括的に支援しています。

Appian AI Process Platform

Pega Platform™

Pega Platformは、業務プロセスの可視化・自動化・改善を支援するローコード型BPMSです。20種類以上のコネクタにより既存システムとの連携が可能で、RPA機能を活用した業務の自動化にも対応しています。NSSOLはPega社との戦略的パートナーシップを結び、日本語によるサポートや導入支援を提供しています。

Pega Platform™

ー導入のポイントと成功の鍵

ローコードプラットフォームは、企業のDX推進において不可欠なツールとなりつつあります。業務部門とIT部門が連携し、迅速かつ柔軟に業務改善を進めるための手段として、今後ますますその重要性が高まるでしょう。導入にあたっては、以下のポイントを押さえることが、成功の鍵となります。

•    業務プロセスの現状把握と可視化
現状の業務フローを正しく理解し、課題を明確にすることが出発点です。


•    段階的な導入とスモールスタート
初期段階では小規模な業務から始め、効果を確認しながら徐々に展開することで、リスクを抑えつつ定着を図れます。


•    内製化支援と人材育成
業務部門の参画を促し、継続的な改善を可能にするためには、社内人材の育成と体制づくりが不可欠です。


NSSOLでは、Appian AI Process PlatformやPega Platformをはじめとするローコードソリューションを通じて、企業の業務改革と価値創出を支援しています。ローコード導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

日鉄ソリューションズ株式会社 松本 拓武

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