日鉄ソリューションズ株式会社

mcframe共催セミナーを振り返って

― 新人目線で見る「Fit to Standard」ERP導入 ―

タグ コラム

カテゴリ mcframe 製造 業務効率化・業務自動化・業務プロセス改善 AI・データ利活用

1. はじめに

先日、製造業向け国産ERPmcframe」を手がけるビジネスエンジニアリング株式会社様と弊社による共催セミナーを、社内スタジオにて開催しました。私たちERPの部隊はこれまで、セミナー開催は行ってこなかったが、今回から積極的にセミナーをやっていこうと考えている。と登壇者の辻さんからお聞きしました。

20254月新卒入社の1年目の私たち(木村、飯田)が、第1回のセミナー開催に向けての準備を共にしてまいりました。
本コラムでは、セミナーの準備から当日、そして終了後までを振り返りながら、新人二人の視点で感じたことや学びをお伝えします!

2. セミナー概要

標準化や最新テクノロジー活用の観点で注目される「Fit to Standard」型のERP導入は注目されていますが、不安感をもつ方も多いです。

本セミナーでは、製造業向けERP導入の豊富な実績を持つ日鉄ソリューションズと、製造業向け国産ERPとしてトップクラスのシェアを誇る「mcframe」開発元のビジネスエンジニアリングの2社のコンサルタントが、ERP導入の成功企業と苦戦企業の違いや、自社の強みを損なわずに「Fit to Standard」を活かすポイントを、具体例を交えながら徹底的に解説します。

3. セミナー準備

今回のセミナーは、外部会場ではなく社内スタジオから配信するオンライン形式で実施しました。

準備段階では、配信用機材(カメラ・マイク)の事前テストや設営、スライド表示や映像切り替えの事前確認、登壇者のサポート対応などを担当しました。他にもセミナーとして重要な集客作業や、今後のセミナーをよりよくするためのアンケートの作成など、はじめは想定していなかった多くのタスクもありました。

セミナー準備風景

チームとしてセミナーを開催するのは初めての経験だったことから「どのようにセミナー準備を進めればよいのか」「本当にできるのか」と、不安も多くありました。そのような手探りの中でも、一つずつ分からないことをチームで解決していき、セミナー実施に向けた準備を着実に整えることができたと感じています! (By 木村)

4. セミナー当日

セミナー当日は、登壇者に加えてスタッフ3名で運営にあたりました。本番直前は登壇者の吉原さんと辻さんへ機材の操作確認や配信テストを行い、音声・接続・投影スライド・カメラ映像にトラブルがないか、本番中のQ&A処理の仕方など、入念なチェックが行われました。

本番には70名を超える視聴者にお越しいただきました。中盤からQ&Aに「Fit to Standardの定義」に関しての感想が多く寄せられ、その後も「Fit to Standard型のERP導入」に対する様々な質問・不安の声が寄せられました。質疑の議論は白熱し、セミナーを30分延長しての対応となりました。

本番前

本番中

運営メンバーとしても非常に多くの質問が寄せられたことに驚いており、改めてこのテーマの関心の高さを実感しました!今後もお客様と会話形式で疑問を解消していけるように、セミナーの環境づくりや質問対応方法など改善していきたいです。(By 飯田)

5. セミナー内容感想

新人視点でセミナー内容を振り返ると、Fit to Standardに対する認識が大きく変わったと感じています。これまでは、ERPパッケージに既存業務を合わせる仕組みだと思っていましたが、実際には、パッケージの持つ標準業務プロセスを参考にしながら、自社(導入企業)の将来を見据えた業務標準を考えることが重要であると学びました。この気づきを得られたことは、今回のセミナーでの大きな収穫です。 (By 木村)

新人として初めて「Fit to Standard」の考え方を見たときは、本当にお客様の要望に完璧に応えていくような方法でなくて良いのか?という疑問がありましたが、セミナーを聞き、お客様の「適切な業務標準を描くこと」が重要であるという考え方を学びました。標準に合わせることの目的に、今後の変化に対応していくことがありますが、会計以外の領域はカスタマイズ性が求められるため標準だけでは対応できない部分も多いと認識しています。ERP導入後どういったサポートをしていく必要があるのかというところも含めて今後も勉強していきたいです。(By 飯田)

6. セミナー終了

6-1 リアルタイムセミナーについて

これまでSAPや他社のセミナーでは、講師が一方的に内容を説明する形式が多い印象でしたが、今回はセミナー当日、参加者とのチャットを通じてリアルタイムに双方向のやり取りが行われ、非常に活気のある場となりました。

このような参加型のセミナーの良さを改めて実感しています。次回以降も、参加者との双方向コミュニケーションを大切にしながら、皆さまの期待に応えられるセミナーを目指していきたいと考えています。

本番後

6-2 質問内容について

参加者からは20件を超える質問が寄せられ、現在もなおメールで質問をいただいております。セミナー参加者からの質問では、「業務標準を描く方法がわからない」「ベンダやパッケージの選定方法がわからない」というご意見を多くいただきました。

こうしたご意見を踏まえると、我々導入ベンダに求められていることは、基本構想からお客様を支援することも含まれていると実感しました。現在企画中の次回セミナーでは基本構想フェーズを掘り下げて、成功事例なども含めた業務標準の作り方をご紹介できれば良いなと考えております。

6-3 アーカイブ配信について

セミナーのアーカイブ配信に向けて準備を進めています。ERPSAP)ビジネスに携わって間もない方には、ぜひ本セミナーのアーカイブをご視聴いただきたいと思います。実務の視点で多くの気づきが得られる内容になっており、これからERPに関わる方にとって特に有益だと感じています。

ビジネスエンジニアリングの吉原さん(左)と
日鉄ソリューションズの辻さん(右)

7. 終わりに

2回に向けた改善点として、セミナー当日の投影資料配布および開催後1週間以内のアーカイブ配信開始を実現できるよう、運営体制の見直しを行いました。現在、20263月中の第2回セミナー開催を目指して準備を進めておりますので、ぜひご期待ください。

ご参加いただいた製造業の皆さま、そして本セミナーを共につくり上げてくださった関係者の皆さま、誠にありがとうございました。今後も、製造業の皆さまが本当に必要とされる情報をお届けし、ERP導入プロジェクトに伴う不安や難しさを少しでも軽減できるよう、継続して取り組んでまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします (By 木村、飯田)

【アーカイブ配信】企業が成長するERP導入と現場が混乱するERP導入

~「Fit to Standard」の解釈が分かれ道~
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