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カテゴリ スマートファクトリー・IoT 製造 データドリブン経営 業務効率化・業務自動化・業務プロセス改善
背景
中期経営計画において全社を横断する形でDX化を加速することになった、総合化学メーカーのU社。戦略立案から各種施策の確実な遂行を目的として、本社メンバーを中心にDX推進部を発足させた。ところが、自社工場の現状把握や課題の洗い出しを進めていたところで、ある問題に直面してしまった。
DX推進部が直面した問題について、当時のメンバーだったK氏はこう語りました。
「プロジェクトとしては、DX化によって工場の収益力を高め、業務負荷軽減や設備の修繕コスト削減などを実現したいと考えていました。しかし、何から手を付ければよいかわからなかったのです」(K氏)
そこでDX推進部は、現状把握や課題の洗い出しのため工場現場メンバーに説明とヒアリングを行うことにしました。Kらがスマートファクトリーを実現した将来の姿を語ると、現場の責任者は具体的な施策とDX化のメリットについて説明を求めます。しかし、メンバーはそれにうまく答えることができませんでした。
「工場現場には現状いくつかの課題がありました。しかし、DX推進部のメンバーには工場経験のある人材がおらず、現場知見のない私たちには、どの課題の優先度が高いのか明確ではなかったのです。そして、DX化で本当に解決できるのかといった懐疑的な声が多く寄せられる結果となりました」(K氏)
本部の認識と現場の実情の間には、大きなギャップがあると実感したK氏らDX推進部のメンバーは、このギャップをどう埋めればよいのかわからず、頭を抱えました。
課題のポイント