BPM/ローコード

機能

業務プロセスのデジタル化、自動化

業務プロセスのデジタル化、自動化の一番の難所はプログラム開発ではなく、要件検討や企画の段階にあります。例えば将来を見据え抜本的な変革を目指しても、いざ要件を整理し始めると、変革後の業務イメージが見えない不安から、結局は小規模な改善までに留まり、期待していた価値が得られないという事は少なくありません。

この問題を解決するひとつの手段がローコードツールを使ったプロトタイプ開発です。
Pega Platform™にはApp Studioというローコードの開発ツールが搭載されています。App Studioは直感的な画面インターフェースにより業務ユーザでも操作可能です。そのため、App Studioを使えば、業務部門が主体となって業務の流れをPega Platform上で表現できます。さらにIT部門と共同でシステム連携の要件を整理し、直ぐに実際の画面を見ながらアプリケーションの動作を確認することが可能です。このように仕様検討の初期段階から、業務ユーザが実機の操作感を見据えて設計できるため、業務変更後のイメージを具体的に確認しながら要件を整理できます。

また、Pega PlatformにはDev Studioというシステム開発者向けのツールも備わっており、前述のApp Studioと組合わせて1つのアプリケーションを作りこみます。Dev Studioでは、複雑なワークフロー、高度な意思決定ルール、ビジネスロジックをローコードで開発できます。Dev Studioにはガードレール機能があるため開発中から一定の品質を確保することが可能です。

App Studioでアプリケーションの概観を押さえ、Dev Studioで作りこむ事で、複雑なアプリケーションも効率よく開発することができるのです。

さらにPega Platformには、業務のデジタル化・自動化に役立つ、ワークフロー機能、RPA機能、AI機能、SLA機能などが標準で搭載されています。そのため、単なる現状業務の電子化に留まらず、高度な業務自動化を単一プラットフォームで実現することが可能です。

業務プロセスのデジタル化、自動化

App Studioを使えば開発に慣れない業務ユーザでもプロトタイプを作れます

システム連携

Pega Live Dataを利用すれば、連携したいデータを迅速かつ簡単に定義し、Pega Platformのアプリケーションでそのデータにアクセスできるようになります。定義したデータは、アプリケーション開発者にとって、データが実際にはどこに格納されており、どのような方法でアクセスされるのかということを気にしなくても利用できます。

システム連携に必要な接続プロトコルは標準機能として網羅されています。そのため、接続先について必要な情報を設定するだけで、たとえ自社開発のシステムでも直ぐに連携機能を実装することが出来ます。さらに、多くの3rd Party製品に対しては予めコネクターが提供されています。

Pega Platformのシステム連携機能には大企業での活用を想定された様々な機能が搭載されています。例えば、多数の同期トリガー、キャッシュ機能、アプリケーションとデータ接続の疎結合管理、データ接続設定の再利用などです。そのため、柔軟かつ安全なデータ接続が実現できます。

従来のアプローチとPega Live Dataの違い

従来のアプローチ

従来のアプローチ
  • プロセスにデータアクセスを直接埋め込む
  • 同じデータの検索を何度も実行し、不要なデータを検索
  • システム変更のたびにビジネスプロセスも変更

Pega Live Data

Pega Live Data

継続的な業務改善プラットフォーム

Pega Platformは顧客や従業員の体験、ジャーニーを中心に据えたシステム開発を行うことを目指したBPMのためのローコードプラットフォームです。
その仕組みのひとつとして、PegaExpressという導入方法論があります。PegaExpressの導入手法は、デザイン思考を用いたアジャイルアプローチでカスタマージャーニーをモデル化し、最小限の機能をすばやく提供することを可能にします。
さらにPega PlatformにはDirectly Capturing Ojectives(DCO)という実機を用いた要件定義プロセスを提唱しており、Pega Platformの開発ツールにもそのコンセプトが実装されています。これにより、業務側とITメンバが共通理解を持ちながら業務ユーザが真に求めるシステムを実現可能なかたちで要件に落とし込むことが可能です。

継続的な業務改善プラットフォーム

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